平成28年11月25日(金) 淡路ブロックケアプラン研修会が開催されました。
平成28年11月25日(金)
淡路ブロックケアプラン研修会が洲本市健康福祉館で開催されました。
研修会の内容について、ご紹介したいと思います。
「ケアプラン作成の理念」編では、「ケアプラン」の意味・意義はどこにあるのかを考え、またケアプランを組み立てていく上で、“人間観”“ケア感”“倫理観”を基本におさえた施設サービス計画書作成の視点について学びました。一つひとつの支援(関わり)を意識化すること、説明できるケア目標を立てること、また、ケアとは、「尊厳に関わること、生き方に関わること」であるとの認識をもつことなど、職員一人ひとりが意識すべきこととして、研修会参加者のみなさんと一緒に考えてみました。
「ケアプランの作成の基本と留意点」では、ケアを行なうにあたって、入居者様の課題や希望をどのようにくみ上げて文章化するのか、また課題についてケアをどのような形でアプローチするのかなど、具体性な内容(原因、状況、課題ありとした理由)について確認しました。また、優先順位の説明では、人としての尊厳に関わる判断が優先すること、自立の鍵や心の鍵を見極める視点が重要であることを学びました。
「モニタリング」の説明では、作成したケアプランが評価できるケアプランであったかなど、一定の物差しで点検できるように「評価の基準」を明確にする必要があります。
「ケアプラン」は、「人が生きる」という日常を支える重要な書き物であることの認識の上に立ったものでなければなりません。その内容は入居者様一人ひとりに反映されるものでなければならないことを学び、今後に繋げていきたいと思います。
今回、ケアプラン研修会を開催するにあたり、各施設様のご協力をいただきました。
淡路ふくろうの郷 竹原 哲章 様
緑風館 奈良 雄大 様
ほほえみ 上野 成則 様
すいせんホーム 多田 麻紀 様
この場をお借りして、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。